マタニティマーク
とうとう妊婦であることを知らせるマークができたそうです。電車で席をゆずってほしいってつくづく感じたのは妊娠初期のころでしたが、そのころってまだ体型での変化がないので気づいてもらえず、がんばって立っていて、さらに具合が悪くなったことがたびたび。そのときに、周りの人に妊婦だよ〜って知らせられる方法があればと思ったものですが、そういうマークができたそうなのです。
2006年03月12日18時48分
厚労省が公表した「マタニティーマーク」のデザイン(同省提供)
厚生労働省は、妊娠初期の妊婦さんが周囲に妊娠していることを知らせる「マタニティーマーク」を決め、10日公表した。母親が赤ちゃんをやさしく抱くハート形のデザイン。バッジなどにして身につけ、職場や公共の場でさりげなく配慮を求めるのに役立ててもらう。デザインは厚労省のホームページから入手し、自由に利用できる。
妊娠初期は、つわりなど負担が大きいわりに外見では妊婦とわかりづらい。電車の座席を譲ってもらえないなど、周囲の理解が得にくいと指摘されている。
このため、厚労省はマタニティーマークを公募。1661点の応募があり、子育て支援をしている社会福祉法人・恩賜財団母子愛育会埼玉県支部(さいたま市)の作品が最優秀に選ばれた。
著作権は厚労省にあるが、営利目的などを除き、NPOなどがバッジやシールにして販売することもできる。形や色を変えなければ、「禁煙にご協力ください」など呼びかけ文も加えられる。