レオくん、天国へ

sawakayo2006-01-22

今朝5時35分ごろ、レオは永眠しました。享年15歳でした。犬としては長生きのほうだったと思います。
昨日退院したときには一見元気でしたが、でも食事はとることができず、戻ってきてからも壁によりかかって立っていたり、座っていることができなかったり調子が悪いままでした。先日の手術は、癌によって腫瘍化した脾臓が破裂して出血していたのですぐにも命にかかわるということで摘出手術をしたのですが、その手術の際にもすでに肝臓への転移も認められており、他にも腫瘍ができている可能性が高い状態でした。しかも心臓の調子もあまりよくなく、その上、老犬だったので今回のことは覚悟の上ではありましたが、まるで家に戻ってくるのを待つようにあっという間に亡くなってしまいました。
夜1時過ぎにレオの苦しそうな声がしたので様子を見にいったときには、呼吸が荒くなっていて、でも私が傍にいる間に落ち着いてきてまた寝始めたので私も自分の部屋に戻って寝たのですが、朝4時30分ごろ妹が部屋から飛び出す音で目覚め、かけつけたところ、レオは寝床から少し離れたところで倒れていてうめいていました。体温も下がっていた様子で、母、妹と一緒に一生懸命体温があがるようになでたりしました。レオの大好きなストーブの前に連れていくと、呼吸も少し穏やかになり、良くなるのかな、それとも弱っているのかなと見ていてると、体全体を大きく伸ばしてその後、呼吸をしなくなりました。
朝は早かったのですが、祖母、父、兄の家族もすぐに起きてきてくれ、皆でお別れをすることができました。その顔はとても穏やかで、なぜか少し笑った顔で今にも起きてきそうな様子です。レオが癌でどれぐらい大変だったのかはわかりませんが、最後の1日に大好きな散歩(家の周りだけですがトイレをするために)にも連れていくことができ、大好きなシュークリームをあげることができ、一番気に入っていたストーブの前の場所で眠ることができて本当によかったと思います。
私は妊婦なので、古い慣習により、死んでしまってからのレオには触らないようにと言われました。祖母や母に聞いてもその理由はわからないけど、昔から言われているからそうするようにとのこと。また、家にレオがいる間は鏡を身に着けるようにとのこと。これも意味不明です・・・。
レオは性格が穏やかで、ちょっとおバカで、愛嬌のあるかわいい犬でした。最後まで幸せな犬で、そのレオと一緒にいれた私達家族も幸せだったなぁと実感する今日一日でした。